【ロープレは役に立たない】
語弊がないようにお断りしておきますが、ロープレが役に立たないわけではありません。
言いたいのは、ロープレのやり方が間違っている事です。
ささやんも沢山のお仕事に携わり、山ほどロープレを実践してきました。
その中で行き着いた答えは【ロープレは役に立たない】なんですね。
どの会社やお店でも、研修でロープレを行うと思いますが、必ず起こるのが「時間が来たのでここまでにします。あとは資料を見て自分で考えてください。」って
特に販売系のお仕事だったら、新人さんはどうやってクロージングすればいいのかわかりませんよね。
いつだって、時間切れでクロージングまでロープレが進まない。
販売ロープレの流れは
①キャッチ(挨拶を含むファーストアプローチ)
②ヒアリング(お客様の状況・ニーズ、要望など)
③提案(商品説明を含む)
④クロージング
ざっくりとしていますが、詳しく書くとかなりのボリュームになるので今回はこれで。
流れ的には①②③④でロープレは進んでいきますが、ささやん的には①④②③の順番が最適なのではと思います。
④のクロージングを2番めに持ってきた訳は、どんなに良い提案まで持ってきても新人はクロージングができない(下手)なんですね。
当然なんです。お客様にダメ押しの〈一言(クロージング)〉が言えないんですね。
ロープレでクロージングをしていないので、どうやったらわからないんです。
①②③を完璧にやっても、最後の最後に④クロージングができないと商品は売れません。
販売はお客様との心理戦なので、自信を持って商品を売らなければいけないんです。
お客様は商品が気に入り、その気になっているのに背中を押してあげないとお客様もテンションが下がって、結局売り逃しになってしまいます。
極論いえば、③提案(商品説明)のロープレは無くていいと思っています。
※最近はロープレも動画で見れるようになっているので、自宅で③は学べばいいと思います。
「この価格でお求め頂けるのは今だけですよ。」
「在庫限りで、あと◯台ですのでお早めにお求めください。」
「今がチャンスですよ。」
「長年お使い頂くことを考えると安いと思いませんか。」
「奥様に喜ばれますよ。」等々
「私が言っているので間違いないです。」
自信を持ってここまで言えたら売れますよ。
追記
「じゃあ、二人一組でロープレをやりましょう。」
一通り説明が終わるとこの流れになります。
ささやん的にはこれもどうかと思っています。
いきなりロープレやりなさい。ですから・・・・。
最近では「考えがまとまっていないのでロープレできません。」と言う参加者もいます。
できなくて当たり前だと思います。
なので事前にロープレシナリオ(台本)を作っておいて、役者みたいに台本を見ながらロープレを行ったほうがいいと思います。
なんでもそうですが【型(カタ)】で練習して、自分なりのアレンジを加えてオリジナルを作っていかなければいけません。
まぁ、ささやんもロープレは考えまとまっていないし、はずかしいし嫌いでしたね。(笑)
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